2016年10月14日金曜日

信頼できるデバイスが手元に無い時のApple ID 2ファクタ認証解除

修理で交換した、下取りに出したなどで信頼できるデバイスが手元にない場合、いきなりiCloudバックアップから復元しようとすると確認コードを受け取れずに進められなくなります。

2ファクタ認証を設定した時に登録した信頼できる電話番号がiPhone自体の番号なので、SMSでコードを受け取ることもできずに立ち往生することになります。

公式の「確認コードを入手して 2 ファクタ認証でサインインする」という説明もあるのですが、イマイチ具体的じゃなくて分かりにくいですよね。

その場合は手元にある新しいiPhoneを一旦何も設定せずに(Apple IDの入力を求められても全て無視、パスコードの設定なども全て無視)新しいiPhoneとして設定して確認コードを受け取れる状態にします。SMSと電話はSIMさえ入っていれば何も設定しなくてもできるのでこれを活用します。

その上でiPhoneからApple IDの管理ページ時にサインインして2ファクタ認証を解除後にiCloudバックアップから復元します。

手順:

1.Apple IDの管理ページにサインイン




2.信頼できるデバイスにコードが送られるがどこにも届かない。



3.「確認コードを受信していませんか?」をタップ。メニューから「SMSを送信」をタップ。



4.メッセージAppにコードが送られる。届いたらコードを入力すればサインインできる。届かない場合はもう一度「確認コードを受信していませんか?」をタップ。




5.「音声通話で発信」をタップ。信頼できる電話番号に電話がかかって来てコードを自動音声で伝えてくれる。
2ファクタ認証設定時に登録した電話番号を変更してなければほとんどここまでで確認コードを受け取れるはずなので受け取ったコードを入力してサインイン、セキュリティのセクションから2ファクタ認証をオフにする。


それもダメな場合は「ヘルプを見る」をタップ。

6.「アカウント復旧を開始」をタップ。



7.アカウントの復旧プロセスが開始される。



8.信頼できる電話番号を入力。続ける。




9.注意事項。続ける。



10.クレジットカード登録されてる場合は入力を求められる。続ける。



11.有効期限切れやカード紛失で再発行している場合などで登録してあるカードがない場合は「このカードにアクセスできませんか?」をタップする。注意事項が表示されるので続ける。




12.カードがあるなら入力して続ける。




13.カード情報が合っていると復旧用の別の電話番号を求められる。入力してコードの受け取り方法を指定。続ける。



ここまでやれば流石にどの段階かで確認コードを受け取れるはず。
コードが受け取れたら1.のApple ID管理ページにログインしてセキュリティのセクションで2ファクタ認証を解除しましょう。

運悪く登録情報が不足して復旧プロセスに入ってしまった場合は待つしかありません。
Apple IDとして登録したメールアドレスがまだ使えるアドレスであればこんな確認メールが届きます。




「アカウント復旧を確認する」をクリックするとApple IDに登録のメールの持ち主であることが確認され復旧プロセスが進みます。

提出できる情報によって復旧にかかる時間は違います。
Appleに問い合わせを行なっても時間を早めることは出来ないのでひたすら連絡を待ちましょう。

2ファクタ認証の解除が完了したら、iPhoneの
設定>>一般>>リセット>>全てのコンテンツと設定を消去
を行なってiPhoneを一度初期化します。

初期化すると設定アシストの画面になりますので画面の指示に従って進めていき、「Appとデータ」画面で「iCloudバックアップから復元」を選んでApple IDとパスワードでサインインして下さい。今度は確認コード無しで進めるはずです。

enjoy!
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